JR東海は8日、走行中の普通列車で乗務中の車掌が居眠りをしていたと発表した。気づいた乗客に起こされたという。
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同社によると、7日午後3時14分ごろ、東海道線吉原―富士間を走っていた熱海発浜松行き普通列車(5両編成・乗客200人)で、浜松運輸区の男性車掌(24)が列車最後部の乗務員室で立ったまま約2分間居眠りをした。乗客が気づいて乗務員室の窓ガラスをノックしたところ、起きた。車掌は「沼津駅を出発したときから眠気を感じていた」などと説明。運行に影響はなかったという。
JR東海静岡広報室は車掌の処分について「事実関係を詳細に把握し、厳正に対処する」と話している。