木村沙織
日本バレーボール協会は27日、京都市内でリオデジャネイロ五輪に出場する全日本女子の登録メンバー12人を発表した。
五輪4大会連続の代表となる主将の木村沙織(東レ)、チーム最年長で32歳の山口舞(岡山)ら、ロンドン五輪の銅メダルメンバーは4人が代表入り。得点源として期待されるサウスポーの長岡望悠(久光製薬)や、チーム最年少で21歳のセッター宮下遥(岡山)ら8人が初の五輪代表となった。昨秋のワールドカップで活躍した20歳の古賀紗理那(NEC)は、メンバーから外れた。
ロンドン五輪では守備専従のリベロが1人だったが、今回はレシーバーを追加し、その両方をこなせる佐藤あり紗(日立)と、座安琴希(久光製薬)の2人のディフェンス要員を組み入れたのが特徴的。真鍋政義監督は選考理由について「日本は出場12チームで最も身長が低く、絶対的なエースがいないため、チームワークとディフェンス力を重視した」と説明した。
【出場内定選手】 セッター 田代佳奈美(東レ)、宮下遥(岡山)▽ウィングスパイカー 木村沙織(東レ)、迫田さおり(東レ)、石井優希(久光製薬)、長岡望悠(久光製薬)、鍋谷友理枝(デンソー)▽ミドルブロッカー 山口舞(岡山)、荒木絵里香(日本協会)、島村春世(NEC)▽リベロ・レシーバー 佐藤あり紗(日立)、座安琴希(久光製薬)