バングラデシュの首都ダッカで2日、襲撃を受けたレストランの付近で負傷者を運ぶ人たち=AFP時事
バングラデシュの首都ダッカで1日夜、武装した複数の男らがカフェに侵入し、客らを人質にとって立てこもった。インドのNDTVなどによると、包囲する治安部隊との銃撃戦で警官1人が死亡した。襲撃犯らは店内で「アラー・アクバル(神は偉大なり)」とアラビア語で叫んだといい、イスラム過激派とみられる。
バングラデシュ人質「日本人いる可能性」 菅官房長官
人質は20人ほどという情報がある。現場は外国人やバングラデシュの富裕層に人気のある店で、外国人が含まれている可能性が高い。在バングラデシュ日本大使館などが日本人の安否確認を進めている。
バングラデシュでは昨年9月から10月にかけて、イタリア人と日本人が相次いで殺害され、いずれもイスラム過激派「イスラム国」(IS)を名乗る犯行声明が出るなど、イスラム過激派によるとみられる外国人や異教徒、性的少数派への攻撃が相次いでいる。
政府側はISの存在を否定し、…