スマホ向けゲーム「ポケモンGO」の画面=22日午前、都内、北村玲奈撮影
スマートフォンのゲーム「Pokemon GO」(ポケモンゴー、eは鋭アクセント付き)のサービスが22日、日本でも始まった。スマホの基本ソフト「アンドロイド」や「iOS」向けのゲームアプリが、午前10時すぎからダウンロードできるようになった。
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先行している米国や欧州では大人気で、早く遊びたいとの声が高まっていた。ポケモンはファン層が子どもから大人まで幅広く、たくさんの人がプレーしそうだ。欧米の状況を踏まえて運営用のサーバーを強化し、アプリの修正などをしたうえで、日本でも開始したとみられる。
ポケモンGOはスマホの画面を見ながら街を歩き、ポケモンを探すゲーム。カメラのモニター機能や位置情報などを利用することで、現実世界にポケモンが出現するような感覚が味わえる。捕まえたポケモンを成長させ、他の人のものと戦わせることもできる。
ポケモンブランドを管理する「ポケモン」(東京)と米国のゲーム会社「ナイアンティック」、任天堂(京都)の3社が共同で企画した。
アプリのダウンロードは無料で、基本的に費用をかけずに遊べる。ゲームを有利に進めるアイテムを手に入れるため、お金を払わなければいけない場合もある。
海外では夢中になって交通事故に遭ったり、立ち入り禁止地域に入ったりする事例が相次ぐ。夏休みの子どもらが安全に楽しめるように、政府や学校などは事前に注意を呼びかけていた。
ナイアンティック社はホームページで守ってもらいたいルールを公表した。「立ちいってはいけない場所や、許可無く立ち入れない場所や建物には、決して入らないでください」などとしている。「他人に迷惑にならず楽しいと思ってやっていることが、他のプレーヤーや同じ場所にいる方には全く違う形で捉えられることがあることを、ご理解いただくようお願いします」と配慮も求めている。
スマホと連動して近くにポケモンがいると知らせてくれる端末「Pokemon(eは鋭アクセント付き) GO Plus」(ポケモン ゴー プラス)は、税抜き3500円で7月末に発売される予定だ。(西村宏治、新田哲史)
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〈ポケモン〉 ゲームソフト「ポケットモンスター」のシリーズに登場する架空の生き物。1996年発売の「ポケットモンスター 赤・緑」が初代のゲームで、「ピカチュウ」など151匹を集めて「図鑑」を完成させる遊びが人気を集めた。種類は今では720以上まで増えている。ポケモンが活躍するアニメは、これまでに約95の国・地域で放送された。ゲームや関連商品の売り上げなどを合わせた世界の市場規模は、累計で4・8兆円を超すとされる。