参院の新しい会派構成
参院は27日、参院選後の各会派の議席を確定した。自民党と公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4会派による「改憲勢力」の合計議席は、無所属議員の一部を加えて改憲発議に必要な「3分の2」(162議席)を上回る163議席になった。
自民は参院選で、神奈川選挙区から無所属で当選した中西健治氏の追加公認を含め56議席を獲得。非改選と合わせ121議席となり、過半数に1議席足りなかったが、直後に新党改革の会派だった平野達男氏を入党させ、27年ぶりに単独過半数を確保。昨年から自民会派入りしている無所属の井上義行氏をあわせ、会派は改選前の116(議長をのぞく)から123に増やした。
公明は改選前の20から25に、おおさか維新の会は7から12にそれぞれ増えた。日本のこころを大切にする党は3議席のままだった。
結果、「改憲勢力」とされる4…