三菱自と日産は軽の販売台数が戻ってきた
三菱自動車の7月の軽自動車新車販売は、前年同月比約17%減で、5、6月の同約7割減から改善した。日産自動車も同約33%減と下げ幅を縮めた。ただ、燃費偽装問題で失った信頼回復はこれから。両社とも先行きは楽観できない。
全国軽自動車協会連合会の1日の発表によると、三菱自は前年同月比16・9%減の3712台、日産は同33・4%減の1万510台だった。
三菱自と、同社から軽の供給を受ける日産は、燃費データの偽装が発覚した4月以降、2カ月以上にわたって問題の軽4車種の販売をとめた。他社製の問題のない商用の軽などを売るにとどまった。再発防止策や利用者への補償などが固まったことから、7月から販売を再開した。
三菱自によると、販売再開まで…