慢性的な交通渋滞が続くリオ市内=7月31日午後、ブラジル・リオデジャネイロ、竹花徹朗撮影
5日夜(日本時間6日朝)のリオデジャネイロ五輪開会式を目前に控えたリオ市内では、慢性的な交通渋滞が続く。パエス市長は交通量を減らすため、市の中心部を聖火が巡る4日を急きょ、市の祝日にする考えを明かした。
リオオリンピック
「市民生活に迷惑をかけて申し訳ない」。2日、聖火リレーに関する記者会見の冒頭でパエス市長は渋滞をわびた。7月31日から、選手や大会関係者向けの専用レーンが設けられたこともあり、特に一般レーンでは車が長い列を作る。
開会式に先立ち、5日朝から予選の競技が始まるアーチェリーの日本代表は、「開会式には出たいけど、時間的に厳しいかも」。1日の練習後、専用レーンを使っても、選手村から競技会場まで往復で3時間もかかったためだ。
市長は、地下鉄やバスなどの公…