本番会場での練習に臨む内村航平(左から2人目)、白井健三(右から2人目)ら日本代表の選手たち=樫山晃生撮影
リオデジャネイロ五輪で3大会ぶりの団体金メダルを目指す体操の日本男子が3日、試合会場で練習した。器具の感触を確かめると同時に、本番さながらの演技で審判員にアピールする狙いもあったが、各種目でミスが出た。
リオオリンピック
日程・記録
本番前に試合会場の器具を使えるのは一度だけ。器具は置く場所などによって弾み方や硬さが異なるため、ここで特徴をつかむことが重要だ。だが本番を想定して演技をした際に、内村航平(コナミスポーツ)が跳馬とゆかの着地で手や尻をつく失敗。他の選手も落下など試合なら致命的になるミスをおかした。
それでも、選手から悲観的な言葉は聞かれなかった。内村は「練習で良すぎても逆に怖い」。鉄棒で落下した白井健三(日体大)も「良い感触でやれたので、試合で自信を持ってやりたい」と話した。
昨年の世界選手権を制した日本…