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フェンシング・太田「五輪に対する覚悟、弱かったかも」

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-8-8 12:26:20  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


男子フルーレ個人2回戦、ブラジル選手を攻める太田雄貴(左)=林敏行撮影


(7日、フェンシング男子フルーレ個人)


フェンシング・太田が引退表明 リオ初戦敗退


リオオリンピック


フェンシングの日程・記録


アウェーの洗礼で片付けたくない。太田も言った。「全部、僕のミスだと思ってます」。フェンシング男子フルーレ個人の太田雄貴、現役の世界王者が初戦で舞台を去った。


相手のトウドは1回戦で劇的な逆転勝ちを演じ、会場を「ブラジル! ブラジル!」の大合唱に包んだ。太田には初戦、それも、4年に一度の緊張も覆う。


太田はいう。「ベテランになって大人のフェンシングは覚えた。でも、やんちゃな面も必要」。決勝までの5試合を見据え、冷静な試合運びを心がけるあまり、自由奔放に技を繰り出す本来の持ち味が影を潜めた。


「金メダルしかない」と臨んだ4度目の五輪で、初めての初戦敗退を味わった。「これで未練なく、現役を退けるかな、と思うくらい、スッキリしてます」。ロンドン五輪後に復帰したのは、リオでの団体戦出場が主眼だった。今年2月にその夢が絶たれた。「支えてくれる人のためにも頑張りたい」と話していたが、「五輪に対する覚悟が北京、ロンドンに比べて弱かったかも。本気で取りに行く人にしか取れないのかも」。努めて客観的に、敗戦を受け止めた。(稲垣康介)




 

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