女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得し、中国の選手と健闘をたたえあう金藤理絵(左)=11日、五輪水泳競技場、西畑志朗撮影
(11日、競泳女子200メートル平泳ぎ決勝)
リオデジャネイロの五輪公園内にある競泳会場のスタンド。競泳女子200メートル平泳ぎの金藤理絵(27)のレースを、父宏明さん(61)と母富士子さん(58)が、そろいのオレンジ色の応援Tシャツを着て、所属会社の社員ら約10人とともに見守った。
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リオオリンピック
競泳の日程・記録
レース前、「前半からスピードに乗って理絵らしい泳ぎをしてほしい」と話していた宏明さん。前半は抑えめの展開。100メートルを2位で折り返すと、ぐんぐん追い上げて先頭に立った。150メートルのターンを過ぎたころから、宏明さんは立ち上がって「りえー」と大声援を送った。トップでゴールすると、周りの観客らと抱き合ったり握手したりして喜びを爆発させた。