95後はクレジットカードで過剰消費をしがち
「今を生きる」を人生の信条とする95後は、クレジットカード保有率が最も低いが、1人あたり平均利用額はデビットカードの1.43倍に達し、さらに61.1%が手数料(利息)のかかる方法で利用している。
過剰消費は現代の若者達の新たな生活スタイルになったようだ。
データをみると、クレジットカードがよく利用されるデパートと外食は、若者にとって支出が最も大きな二つの項目だ。95後では衣類・靴類も重要な消費項目で、消費項目上位5位以内に入る。生活にかかるプレッシャーが他の世代よりも小さい95後にとって、過剰消費や飲食娯楽こそ人生の楽しみだ。既婚の85-90年生まれ、90-95年生まれは、ジュエリー、家具、室内のインテリアにお金を使う。
ローン利用をみると、85-90年生まれの人はローン利用者が95後の4倍近くに上り、うち自動車ローンの割合が44.3%、クレジットカードローンが45.5%に達した。また三線都市の若者はローン利用者が一線都市と二線都市の若者を大きく上回った。
90後と95後の15%以上が未明の消費を好む
借金をして消費するのが現代の若者の新しい生活スタイルになったほか、調査データによると、若者は「ナイトタイムエコノミー」にも火をつけているという。
若者の一般的な消費のピーク時間は午後だが、90後と95後の15%以上は未明の消費も好む。男女別にみると、男性の若者は夜の消費行動がより多い。また一線都市はナイトタイムエコノミーの中心発信地になっている。
これと同時に、95後は最近6ヶ月間の資金振り込み回数が71回に達し、平均で40の振り込み相手がいて、85-90年生まれの3倍以上だった。これは、95後は社会的なつながりの範囲がより広いことを1つの側面から物語るものだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年5月8日