記者会見するレスリング男子グレコローマンスタイル59キロ級で銀メダルの太田忍=リオデジャネイロ、永島学撮影
レスリング男子グレコローマンスタイル59キロ級で銀メダルを獲得した太田忍(22)は15日朝(日本時間15日夜)、リオデジャネイロ市内で記者会見した。「試合後、すごい悔しい気持ちといったが、一夜明けてもそれは変わらない。この悔しい気持ちを4年間しっかりと持ち続けて、2020年東京五輪では必ず金メダルを取りたい」と決意を語った。
リオオリンピック
レスリングの日程・記録
会見では、試合の前後にあった父陽一さんとのやりとりを披露。「実は父からはオリンピック前に『おまえは銀メダルだ! オレはそういう夢を見た』という連絡がきて、『くそっ、絶対、金メダルを取ってやる!』と思って試合に臨んだ」と明かした。
決勝戦の後の電話では、「(銀メダルで)まあ十分だろうという言葉と、『ほれ見ろ、オレの見た夢の通りだろ』と言われた」といい、「東京では絶対金メダル」との思いは強くなる一方のようだった。
太田はこれまで世界選手権への…