サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選が1日から始まる。日本代表はアラブ首長国連邦(UAE)との初戦を迎える。会場となる埼玉スタジアムで、31日に記者会見したハリルホジッチ監督は「大事な一歩になる。勝つためにすべてのトライをする」と意気込んだ。
日本代表 最終予選レポート
日本は、30日にMF清武(セビリア)、FW原口(ヘルタ)が合流し、全選手が集まってからの準備期間は2日しかない。ハリルホジッチ監督は「時間はなかったが、映像を準備し、グラウンド外ではたくさんのミーティングをした。UAEの戦い方は、頭の中で把握している」と話した。
31日の練習では、MF柏木(浦和)が左股関節に、DF昌子(鹿島)が左内ももに違和感を訴えて、別メニューで調整した。ハリルホジッチ監督は「どの選手を使うかの選択は難しい。困難もあるが、このチームはクオリティーも、経験も十分にある。試合を支配できると思う」と語った。
一方、UAEはスペインや中国で合宿をし、チーム作りを進めてきた。アリ監督は、「私たちは将来を信じて、しっかり準備をしてきた。ベストを尽くして勝ちたい」と話した。(勝見壮史)