男子200メートルで優勝した桐生祥秀(右)。左は3位の橋元晃志
陸上の日本学生対校選手権最終日は4日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場であり、男子200メートルは桐生祥秀(東洋大)が20秒60で、2年ぶり2度目の優勝を果たした。桐生は1人が400メートルを走る1600メートルリレーでも初優勝した東洋大の2走を務め、男子100メートルと合わせて3冠となった。3000メートル障害は、男子が塩尻和也(順大)、女子が高見沢安珠(松山大)が制して、リオ五輪代表の力を示した。対校得点の女子は、大阪成蹊大が青山聖佳の短距離4冠の活躍などで初優勝した。(記録は1位)
【男子】200メートル 桐生祥秀(東洋大)20秒60▽800メートル 三武潤(日大)1分49秒18▽110メートル障害 高山峻野(明大)14秒02▽400メートル障害 上野晃平(同大)49秒69▽3000メートル障害 塩尻和也(順大)8分38秒27▽1万メートル競歩 山西利和(京大)40分38秒01▽1600メートルリレー 東洋大(松原、桐生、桜井、ウォルシュ)3分5秒48▽走り高跳び 松本修一(福岡大)2メートル21▽やり投げ 中村克也(九州共立大)77メートル79▽対校得点 日大126点(5年連続19度目の優勝)
【女子】200メートル 青山聖佳(大阪成蹊大)24秒06▽800メートル 卜部蘭(東京学芸大)2分5秒34▽100メートル障害 小林紗矢香(愛知教育大)13秒50▽400メートル障害 梅原紗月(立命大)56秒79=大会新▽3000メートル障害 高見沢安珠(松山大)9分56秒96=大会新▽1600メートルリレー 大阪成蹊大(伊藤、吉見、中島、青山)3分40秒24▽棒高跳び 鈴木里菜(日体大)3メートル90▽走り幅跳び 末永成美(大阪成蹊大)6メートル13▽やり投げ 斉藤真理菜(国士舘大)58メートル21=大会新▽7種競技 ヘンプヒル恵(中大)5547点=大会新▽対校得点 大阪成蹊大72点(初優勝)