ヨネックスオープンに参加しているデンマークのリターユヒル(右端)、ペデルセン(右から2番目)。リオ五輪決勝では高橋礼華(左端)、松友美佐紀と激闘を繰り広げた
バドミントンの国際大会ヨネックスオープン第2日は21日、東京体育館で各種目の1回戦があり、女子シングルスではリオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(のぞみ、日本ユニシス)がデンマーク選手を2―0で下して初戦を突破した。五輪8強の山口茜(再春館製薬所)も香港の選手をストレートで破った。男子ダブルスでも五輪ベスト8の遠藤大由(ひろゆき)、早川賢一(日本ユニシス)組がデンマークのペアをストレートで下して2回戦に進んだ。女子ダブルスの第1シード、五輪金メダリストの高橋礼華(あやか)、松友美佐紀(日本ユニシス)組は22日の2回戦から登場する。
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リオデジャネイロ五輪の女子ダブルス決勝で高橋礼華(あやか)、松友美佐紀(日本ユニシス)組と激闘を繰り広げたペデルセン、リターユヒル(デンマーク)組が今大会に参加している。21日の1回戦では格下の日本ペアをストレートで下した。
リオ五輪ではデンマークペアが最終ゲーム、19―16とリード。頂点まで残り2点と迫りながら、そこからタカマツペアに5連続失点を喫し、つかみかけた金メダルを逃した。ペデルセンは「負けたことは悔しいが、持てる力は出し切れた。日本の2人を心から尊敬する」と振り返る。
逆境をはねのけたタカマツペア…