アフガニスタンの政府代表者と反政府武装勢力タリバーンの幹部が、中東カタールで非公式の協議を始めた。タリバーン幹部やアフガン外交筋が明らかにした。米政府代表者も同席したといい、停滞する和平交渉の再開を模索する動きとみられる。
会談したのは、タリバーン創設者だった故オマール最高幹部の親族とアフガン情報機関の中枢幹部ら。タリバーンが外交窓口を置くカタールで9月と10月上旬の2度、話し合い、協議の継続で合意したという。
また、10月中旬にはタリバーン幹部3人が隣国パキスタンの首都イスラマバードを訪問。パキスタン治安当局に、今回の協議を事後説明したとみられる。
2010年に始まった和平交渉…