パシフィック・アジア選手権に出場する男子のSC軽井沢クと、女子のLS北見
カーリングの世界選手権予選を兼ねたパシフィック・アジア選手権が5日、韓国・義城で始まる。女子は8チーム、男子は9チームが参加。世界選手権の結果は2018年平昌五輪出場につながるため、男女とも負けられない大会となる。
女子では、今年の日本選手権で初優勝したLS北見が昨年に続いて出場する。昨年大会は日本勢10年ぶりとなる優勝。今年3月の世界選手権は2位で、男女通じて初の表彰台に上がった。スキップの藤沢五月は「追われる立場だが、カーリングは好きでやっていること。楽しく笑顔でやりたい」と話した。
男子では、日本選手権4連覇中のSC軽井沢クが出場する。今年4月の世界選手権では日本男子として過去最高の4位に入った。スキップの両角友佑は「世界でもかなりいい位置にいると思う」と言い、男子では1998年長野大会以来となる五輪出場を見据える。
平昌五輪に出場できるのは男女それぞれ10カ国・地域。開催国の韓国に加え、2016、17年の世界選手権で獲得したポイント合計の上位7カ国・地域にまず出場権が与えられる。17年3~4月の世界選手権に出場するには、今大会で男子は上位2チーム、女子は1位(世界選手権開催国の中国が優勝なら2位)に入らなければならない。残り2枠は世界最終予選で争う。