ISPSハンダワールドカップ第2ラウンド10番でイーグルを狙った松山英樹=渡辺芳枝撮影
男子ゴルフの国・地域別対抗戦ISPSハンダワールドカップ(豪・メルボルン)に、尾崎将司(69)の元キャディーで、ゴルフジャーナリストのブルース・ヤング氏(63)が解説者として訪れている。25日の第2ラウンドを終えて8位につける日本チームの松山英樹(24)について、「5年以内に必ずメジャーで優勝するだろう」と予想した。
尾崎が海外大会で唯一優勝した1972年のニュージーランドプロ選手権でバッグを担いだのが、キャディーのアルバイトをしていたヤング氏だった。当時の尾崎を「本物のロングヒッターだった」と懐かしむ。「彼と一緒に経験した優勝は、私の最高の思い出」と誇らしげだ。
松山については東北福祉大1年の2010年にアジアアマチュア選手権で優勝して以来、注目しているという。「タフな選手。プロ4年で世界トップ10に入ったのは、パットの上達と精神面の強さゆえだろう」と評価する。
尾崎の世界ランキング最高位は…