フィギュアスケートと歌舞伎を融合させたアイスショーの開催を発表した(左から)高橋大輔さん、市川染五郎さん、荒川静香さん
フィギュアスケートと歌舞伎を融合させたアイスショーに元五輪メダリストらが挑む。フィギュアスケートの2006年トリノ五輪女子金メダリストの荒川静香さん、10年バンクーバー五輪男子銅メダリストの高橋大輔さん、歌舞伎俳優の市川染五郎さんは28日、東京都内で記者会見を開き、氷上でフィギュアスケートと歌舞伎を行う舞台「氷艶 hyoen2017―破沙羅(バサラ)―」(2017年5月20~22日、国立代々木競技場第一体育館)を開催すると発表した。
フィギュア特集 Kiss and Cry
市川さんが演じる悪役の仁木弾正(にっきだんじょう)と、高橋さん演じる英雄の源義経とが戦う、勧善懲悪の物語を氷上で展開する。五輪代表経験のある織田信成さん、鈴木明子さんも出演する。
10年ほど前からアイスリンク上で歌舞伎をやりたいと思っていたという市川さんは「わくわくどきどきしています。私も滑ります」。荒川さんは「今まで想像もできなかったエンターテインメントに参加でき光栄」。高橋さんは「かっこよく表現したい。初の試みだが、フィギュアの良さと歌舞伎の良さを融合できるように頑張りたい」と意気込みを語った。