最優秀選手賞を獲得した日本ハムの大谷(左)と広島の新井=28日、東京都港区、西畑志朗撮影
セ・パ両リーグともに、最優秀選手(MVP)は今年の「顔」と呼べる2人に決まった。
大谷翔平、パ・リーグMVPに セ・リーグは新井貴浩
パは投手と野手の二刀流に磨きをかけ、投打ともに好成績を残した日本ハムの大谷翔平投手(22)が、ベストナインの投手と指名打者両部門で選出されたのに続き「3冠」となった。若いチームを引っ張った広島の新井貴浩内野手(39)は、セの最年長受賞。個人記録でも通算2千安打と300本塁打を達成し、節目のシーズンになった。
新人王にはパが日本ハムの高梨裕稔投手(25)、セが阪神の高山俊外野手(23)が選ばれた。両賞ともにプロ野球取材歴5年以上の記者による投票で決められた。28日に表彰式が東京都内のホテルで行われた。