ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は2日、ノルウェーのリレハンメルで個人第1戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、W杯総合2連覇を狙う高梨沙羅(クラレ)が95メートル、99・5メートルを飛んで合計271・3点で優勝し、通算45勝目を挙げた。
伊藤有希(土屋ホーム)が94・5メートル、92・5メートルの251・4点で自己最高に並ぶ2位に入った。岩渕香里(北野建設)は19位、勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は24位だった。
〈優勝した高梨〉 「初戦で勝てたことで自信にもなった。2回目はこちらに来てから一番いいジャンプだったと思う」
〈2位の伊藤〉 「世界選手権のあるシーズンにいいスタートが切れた。あすは2本納得できるジャンプがそろえられるように」
〈19位の岩渕〉 「助走でしっかり踏み出せなかった。昨季終盤の悪い定位置で(シーズンが)始まっている感じがするので、あすは切り替えたい」
〈24位の勢藤〉 「きのうよりスタート時の重心の位置が後ろで、あまりしっくりこなかったが、ジャンプの流れはきょうの方が良かった」(時事)