ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は4日、ドイツのクリンゲンタールで個人第3戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、日本勢は葛西紀明(土屋ホーム)が130・5メートルと129・5メートルを飛び、245・9点で26位に入ったのが最高だった。竹内択(北野建設)は29位。
伊東大貴(雪印メグミルク)は33位、作山憲斗(北野建設)は40位で、ともに上位30人による2回目に進めなかった。17歳のドメン・プレブツ(スロベニア)が140メートル、141メートルを飛び、286・9点でW杯今季2勝目を挙げた。
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葛西紀明 「こういう(天候が穏やかな)素晴らしい条件では、自分のレベルと調子が見られる。2回目は飛び出しで失敗してしまった。他国は年々レベルが上がっていて、状況は厳しい」
竹内択「アプローチのポジションが良くないので、いい踏み切りができていない。ただ、そうした中でも2回目に進めているので、いいジャンプができればトップ10に入れると思う」(時事)