今後の予定などを話す川内
4日に開催された第70回福岡国際マラソン選手権(朝日新聞社など主催)で日本選手トップの3位に入った川内優輝(埼玉県庁)が一夜明けた5日、レースを振り返った。左足首の捻挫など故障を乗り越えての激走。福岡国際では自己最高タイで3度目の3位入賞を果たした。「過去2度はトップが見えなかった。今回みたいに見える位置でフィニッシュすると悔しいものですね」。足首は少しの腫れはあるものの悪化はしていない、という。
手負いの川内、万感の涙「このタイムで走れるとは」
来夏のロンドン世界選手権代表の有力候補となったが「2時間7分、8分台だったら抱負も語れますが、9分台だったので……」。選考会になっている東京やびわ湖などで好記録が出る可能性もあるが、「選考会には今後は出ない。結果を待ちます」。
次のマラソンは18日の防府読売。年明けからは海外のレースに挑戦して調整していく。「(派遣設定記録の)2時間7分0秒というタイムは出したいが、簡単ではない。やはり、勝負強さに特化していきたい」と話していた。