スマホ向けゲーム「みんゴル」のイメージ画面(フォワードワークス提供)
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)はスマートフォンやタブレット端末向けのゲームに本格参入する。7日、「みんなのゴルフ」などの有名作のスマホ版を来年以降配信していくと発表した。事業の軸を家庭用ゲーム機に置いてきたが、スマホ向けゲーム市場の拡大を受け、ライバルの任天堂に続いて積極策に転じる。
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SIEが4月に設立した子会社「フォワードワークス」が同日、現時点で配信が決まっているゲーム10作を発表した。プレイステーション(PS)向けの人気作「みんなのゴルフ」(1997年発売)のスマホ版を2017年春に配信し、その後も「パラッパラッパー」(96年発売)などをスマホ向けに順次配信する予定だ。
フォワード社の川口智基・事業戦略責任者は「SIEを代表するゲームのキャラクターとスマホ上で会えることを楽しみにして欲しい。スマホゲームはたくさんリリースされユーザーの手元に届けるのが難しくなっている。我々のIP(知的財産)を生かす形でゲームを展開する」と語った。
このほか、スマホとICチップ…