女子SPで演技する宮原知子=遠藤啓生撮影
(24日、フィギュア全日本選手権女子SP)
フィギュア特集 Kiss and Cry
宮原が首位、真凜4位 真央は8位 フィギュア女子SP
18歳の宮原が、完璧な演技で女子SPで首位に立った。参考記録ながら、自己ベストを更新する76・49点に、「今シーズンの中で一番いいショートだった。今日はうれしい」。はにかみながら、声を弾ませた。
後半に組み込んだ高難度の連続ジャンプを、きれいに成功させた。これまでは回転不足の判定を受けたり、転んだりしていた3回転ルッツ―3回転トーループ。「試合に入る時の雰囲気で、今日はいける感じかなと思った」。一つ目のジャンプをしっかりと決めると、二つ目も落ち着いていた。「ルッツの後にいつもは焦ってしまうけど、今日は何となく一息ついて、集中しているのを感じた」。公式練習や直前の6分間練習で、成功のイメージを頭にたたきこんだ。
かつては高い目標だった70点…