国の就学支援金詐取事件の舞台になった三重県伊賀市の株式会社立ウィッツ青山学園高校について、同校を監督する伊賀市は26日、来年度からの運営が株式会社ウィッツから学校法人神村学園(鹿児島県)に交代すると発表した。岡本栄市長が同日、文部科学省などを訪れ、報告した。同校は構造改革特区制度に基づき2005年に開校したが、市は特区を返上する。
就学支援金詐欺事件のウィッツ青山、運営を神村学園に
神村学園はスポーツ強豪校として知られる高校を抱え、広域通信制も展開している。ウィッツは今年度末で閉校し、神村学園の分校として再スタートする。通信制と全日制の在校生を全員受け入れる方針。引受先には7法人が名乗りを上げたが、岡本市長は「神村学園は教育体制がしっかりしており、財政的な裏付けもある」と語った。
報告を受けた義家弘介文科副大…
有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。
初月無料につき月初のお申し込みがお得
980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら