子供たちが様々な職業を体験できる人気テーマパーク「キッザニア」が、名古屋市への進出を検討していることがわかった。実現すれば、国内では東京(東京都江東区)、甲子園(兵庫県西宮市)に続き3カ所目。来春開業予定の「レゴランド・ジャパン」とあわせて、名古屋の新しい観光名所となりそうだ。
キッザニアを運営するKCJグループは、「具体的な立地場所は決まっておらず、公表できる段階でない」としている。ただ関係者によると、東邦ガスの工場跡地で、整備中の再開発地区「みなとアクルス」(名古屋市港区)が有力候補の一つになっているという。開業時期は、この地区に2018年秋にできる大型商業施設「ららぽーと」より後になる見通し。
キッザニアは、メキシコで生まれた体験型施設。お菓子工場やハンバーガーショップ、ガソリンスタンドなどをイメージした店で働くと、専用の通貨がもらえ、施設内の買い物で使える。キッザニア東京は今年10月までの10年間で850万人が来場した。