パナホームの9階建てアパート「ビューノナイン」のイメージ(同社提供) 2階建てが主流で身近な賃貸住宅だったアパートが変わろうとしている。部屋数を稼ぐために、技術開発によって9階建てといった「高層化」が進む。高級感がある和風のものも登場し、マンションと大きな違いがなくなりつつある。大手住宅メーカーは家賃収入を期待する高齢者らに、こうした進化したアパートを売り込んでいる。 パナソニック子会社のパナホーム(大阪府豊中市)は、9階建て(約29メートル)に対応した賃貸物件向け建物「ビューノナイン」を今月から売り出す。壁や柱などを工場で事前につくり現地で組み立てる工法としては、かつてない高さだ。発売前から数件の問い合わせがあり、担当者は「他の建物よりも反応がよさそうだ」という。 パナホームではこれまで7階建てが最高だったが、柱を太くすることや接合部分の強化などで9階建てを可能にした。現地で組み立てる工法は短期間で少ない人数で建てられるため費用を抑えられるという。価格は標準的なケースで3億円強になる。 階数を増やすと貸し出せる部屋が多くなるため、より家賃収入が見込める。9階建てはこれからだが、7階建て(約23メートル)のものは神戸市に昨年9月に完成している。入り口は自動ドアで外観はマンションと遜色ない。パナホームはこうした3階建て以上の多層階住宅について、2018年度の受注目標を700億円から1千億円に引き上げる。 積水ハウス(大阪市)では、3階建て以上の比率は12年度に3割程度だったが、15年度は5割強まで上昇。「地価の上昇が目立つ都市部で高層建物のニーズが高まっている」と話す。 大和ハウス工業(大阪市)は、塗り壁のような外壁材や瓦を使って日本の伝統的な外観を持ち味にした建物を一昨年に発売した。価格は高めだが目標の年間120棟を上回るペースで売れている。「借り手を集めるため、お金はかかっても高付加価値の建物を選ぶ人が多い」と話す。 相続税の課税強化もあって高齢… |
アパート進化中 マンションと遜色ない高層化・高級化…
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
外交部「米日は対中国『小集団』の形成を直ちに止めるべき」
外交部「米日協力は第三国を標的にし、利益を損なうべきでない」
成都市で駐車スペースのイラストが流行、依頼料金は千元以上
外交部「環境と大気汚染の問題に国境はない」
中国1-2月の主要経済指標が大幅増 今年の経済のスタートを読み解く
中日韓スマートシティオンラインシンポジウムが開催
上海の10の地下鉄車両基地、屋根にソーラーパネルを設置
中日関係の全体的安定という基本的方向性は変わらない 報告書
海南省、中国初のスマートカー高速道路テスト区間を発表
「小鹿の帽子」の全人代代表が話題に 人口の少ない少数民族も平等な権利を享受
デジタル中国経済のルートマップが明らかに
中国、今後5年間も比較的大規模な鉄道建設を継続
上海が立ち上げた統一フォトバンク 1度の撮影で身分証明書やパスポートなどに使用可
「無人農場」が広州に登場、自動運転農機による春の農作業
没入体験型アート展が人気に 重慶
専門家、「来年春にはマスク外せる可能性あり」
婦女聯合会で働く男性弁護士 「男性の立場から問題解決をサポート」
初春の「五つ星」高山霧氷 吉林省北大湖
デジタル人民元の決済方法が多彩に カードやウェアラブルも
王毅外交部長、中日関係を語る「不動心を保ち、成熟と安定へ」
ショート動画は海外が中国を理解する「窓口」に
【王毅外交部長記者会見】中国外交政策と対外関係に関する回答
【人民網時評】香港特別行政区の選挙制度改革には一刻の猶予もない
春運をサポートする「列車のドクター」
「ダブルワーク青年」が増加中 本業に差し支えないか?