大阪府河内長野市のダム湖で昨年5月に起きた5人死亡事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われた舗装工東川健義被告(27)の公判が10日、大阪地裁堺支部(武田義徳裁判長)であった。東川被告は起訴内容を認め、「睡眠不足だったと思う」と述べ、傍聴席の遺族に謝罪した。東川被告は初公判で「記憶がない」と述べていた。
ダム湖転落5人死亡、初公判で被告「記憶がない」
起訴状などによると、東川被告は昨年5月29日、河内長野市の府道で、眠気に襲われているのにワンボックス車の運転を続け、居眠り状態で滝畑ダムに転落。同乗の5人を死亡させたとされる。