厳冬期の災害演習で、薪ストーブで炊き出しをする参加者ら=北海道北見市、大久保泰撮影 厳冬期に災害に見舞われ、避難所は停電や断水が続く――。こんな想定の災害演習が14、15の両日、北海道北見市の日本赤十字北海道看護大学であった。凍ったおにぎりを薪(まき)ストーブで温めて食べ、零下20度の夜を体育館で過ごし、冬の避難所をどう運営していくかを探った。 同大が主催し、今回が7回目。昨夏に台風被害に遭った道内の市町を中心に、南海トラフ地震が想定される徳島県の職員や、首都直下地震が懸念される埼玉県の赤十字支部の職員ら計約130人が参加した。 この冬一番の寒波に襲われ、体育館内の夜間の温度は1~4度。明かりは車のバッテリーを使ったLED照明だけだ。参加者らは段ボールのベッドを組み立て、その上で寝袋にくるまって一晩を過ごした。 食事は、災害時の炊き出し用の袋と灯油コンロを使ってコメを炊いたり、スープを作ったりした。また、炊き出しのおにぎりが凍ったと想定し、実際に自然冷凍させた300個を薪ストーブとせいろで温めて食べた。 男性用トイレは屋外に設置し、参加者らは夜間、頭に装着したヘッドライトを頼りに向かった。「寒くて暗く、地面も凍っていて、子どもや高齢者には無理」との声が相次いだ。 同大災害対策教育センターの根本昌宏教授は「避難所マニュアルは基本的に本州の夏を想定している。冬でも対応できるものを広めたい」と話した。(大久保泰) |
真冬の災害、避難所運営は? 零下20度の北海道で検証
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