トランプ米大統領がオバマ前大統領に「盗聴された」などとツイッターで批判したことについて、オバマ氏の報道担当者は4日、「虚偽だ」と真っ向から否定した。トランプ氏は発言の根拠を示しておらず、今後も波紋を広げそうだ。
トランプ氏、立て続けにオバマ氏批判投稿 「盗聴した」
報道担当者は、オバマ政権の「基本的なルール」は「どのホワイトハウスの当局者も司法省の独立した捜査に絶対に干渉しないことだった」とし、「オバマ大統領もホワイトハウスの当局者も、米国市民を監視するよう命令することは一切ない」と完全否定した。
トランプ氏は4日朝、自らのツイッターアカウントに短時間で6回立て続けに投稿。セッションズ司法長官が、大統領選中にロシア大使と面会したことを議会で説明しなかったとして民主党やメディアから追及を受けていることに反論するように、「セッションズの最初のロシア大使との会合は、オバマ政権によって設けられた」と主張。「ロシア大使は22回、昨年だけでも4回、オバマのホワイトハウスを訪ねていた」とツイートした。
さらに「ひどい! オバマがト…