フリースタイルスキーの全日本選手権は26日、富山・たいらスキー場で男女のモーグルが行われ、男子は四方元幾(愛知工大)が初優勝した。2位は藤木豪心(立命館大)、3位は村田優太郎(TEAM BANKEI)。世界選手権でモーグルとデュアルモーグルの2冠を果たした堀島行真(中京大)は決勝1回目で11位に終わり、上位6人で争う2回目に残れなかった。女子は荻原和(長野・松商学園高)が初優勝。2位は梶原千裕(TEAM BANKEI)、3位は伊藤あづさ(チームサンガリア)だった。
世界2冠の堀島2位、島川V 全日本デュアルモーグル
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世界選手権では日本男子で初めてこの種目を制した堀島だったが、全日本のタイトルには手が届かなかった。決勝1回目の中盤でターンが大きく乱れ、11位。「できないことまでやろうとしてしまった」と振り返る高速で突っ込んだ結果、板を制御しきれなかった。前日のデュアルモーグルに続く敗戦に「自分はまだ世界王者というほどじゃない。早く練習したい」。