世界選手権の代表に選ばれた選手たち=東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター
日本水泳連盟は17日、7月の世界選手権(ブダペスト)に出場する競泳日本代表メンバー18人を発表した。
16日まであった日本選手権で4冠の萩野公介(ブリヂストン)、女子史上初の5冠の池江璃花子(ルネサンス亀戸)ら男女それぞれ9人。女子400メートル個人メドレーで日本新記録を出した大橋悠依(東洋大)ら6人が初代表となった。
瀬戸大也(ANA)の3連覇か、萩野のリオデジャネイロ五輪金メダルに続く世界大会2冠かに注目が集まる男子400メートル個人メドレーは最終日にある。瀬戸は「メンタル的にも体力的にもきつい日程になる。しっかり調整して、最終的には公介(萩野)と頂点をかけて戦いたい」と話した。
男女400メートル、800メートルリレーは日本選手権で派遣標準記録を上回った選手が4人に達しなかったため、6月の和歌山県選手権で再度選考を行う。
■日本代表一覧
【男子】自由形 中村克、塩浦慎理(以上イトマン東進)▽背泳ぎ 入江陵介(イトマン東進)、萩野公介(ブリヂストン)=個人メドレーも出場▽平泳ぎ 小関也朱篤(ミキハウス)、渡辺一平(早大)▽バタフライ 坂井聖人(早大)、瀬戸大也(ANA)=個人メドレーも出場=、※小堀勇気(ミズノ)
【女子】自由形 池江璃花子(ルネサンス亀戸)=バタフライも出場=、五十嵐千尋(日体大)▽平泳ぎ 青木玲緒樹、鈴木聡美(以上ミキハウス)▽バタフライ 長谷川涼香、牧野紘子(以上東京ドーム)▽個人メドレー 大橋悠依(東洋大)、今井月(愛知・豊川高)、清水咲子(ミキハウス)
※はリレーメンバーでの選出