您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 政治(日语) >> 正文

憲法改正「安倍首相の個人的な思い込み」 小田嶋隆さん

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-5-19 21:45:55  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


小田嶋隆さん


安倍首相が5月3日、改憲派の集会によせた、「2020年新憲法施行を」と訴えるビデオメッセージ。コラムニストの小田嶋隆さん(60)は「この文章は、日本の国語教育の結実です」と言う。そのココロは――。



首相のメッセージは、緻密(ちみつ)に読むと意味が分からない文章です。新聞記者さんは職業柄、論理的整合性を気にしますが、私たちが日本の国語教育で求められてきた読解力とは、論理的帰結ではなく、「この人物の気持ちを読み取れ」「作者の真意は何か」といったものです。つまり、このメッセージは、書き手の真意を「忖度(そんたく)」する日本人の日本語の読み方の結実のようなものなんです。


では、この作者(首相)の狙いは何でしょう。論理的に一つ一つつめて、憲法をこう変えましょう、ということではなく、「新しく生まれ変わるんだから、新しくしましょうよ」「せっかく引っ越したんだから新しい冷蔵庫を買いましょうよ」みたいな。論理的にはつながらないけれど、気分的にはよくわかる。雰囲気で、改憲まで持って行こうということだと思います。


これに「五輪」を絡めたのは上手です。様々な立場の人を説得するのに、五輪は有効なフックになる。結婚式場で「一生に一度のことですから」と言われれば、つい料理のランクを上げたり、このオプションも、となったりしてしまう。あの不気味なセールストークと似て、否定しにくい。


これまでの発言と、今回のメッセージを読んで改めてわかったことは、安倍首相にとっての憲法改正は、日本社会の現状や具体的な課題とは関係ない、祖父・岸信介さんから受け継いだ「個人的な思い込み」ということです。だから、メッセージを読んでも、憲法改正が必要な合理的な理由は見えてこない。


岸信介さんの世代の政治家が、…




 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    劳动力极其短缺!日本中型企业纷

    2017冬季日剧“奥斯卡奖”揭晓

    矢田亚希子、天海佑希时隔11年

    安室奈美惠时隔七年回冲绳故乡

    广告

    广告