インディ500で日本人初優勝を果たした佐藤琢磨=AFP時事
世界3大レースの一つといわれる米国伝統の自動車レース、第101回インディアナポリス500マイル(インディ500)は28日、米インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで決勝が行われ、元F1ドライバーの佐藤琢磨(40)=ホンダ=が日本人初優勝を果たした。
インディ500はF1モナコ・グランプリ、ルマン24時間耐久レースと並ぶ自動車の世界3大レースの一つ。過去の日本人最高成績は2003年に高木虎之介がマークした5位。
■テニス錦織が祝福
佐藤琢磨の日本人初となるインディ500優勝の偉業を受け、分野は違うものの、世界の頂点を目指して戦っている男子テニスの錦織圭(日清食品)がツイッターで反応。「大いに祝福したい」と英語でつぶやき、日の丸や力こぶなどの絵文字を使って、その快挙を称賛した。自身、3年前の全米オープンで日本人初となる4大大会でのシングルス決勝進出を果たした。
錦織のつぶやきにフォロワーも呼応し、「次は圭くんですね」など、28日に開幕した全仏オープンでの初優勝を期待する声が相次いだ。