実の娘2人を連れ去るなどしたとして、福岡県警は17日、父親で仙台市太白区長町7丁目の自称会社員笠村道亮容疑者(40)とその両親ら計5人を未成年者略取と未成年者略取未遂の疑いで逮捕し、発表した。笠村容疑者は妻と離婚調停中で、「母方の両親と話した上で連れ帰るつもりだった」と容疑を否認している。
八女署の発表によると、笠村容疑者らは共謀し、16日午後2時40分ごろ、福岡県八女市の妻の実家で、長女(5)を車に乗せて連れ去り、次女(1)を連れ去ろうとした疑いがある。
他に逮捕されたのは、笠村容疑者の両親の無職笠村和男(73)=大分県中津市加来=、無職笠村敏江(69)=同=の2容疑者と、敏江容疑者の弟の宮本洋幸容疑者(66)=福岡県吉富町別府=、妹の宮本久美子容疑者(59)=大分県国東市武蔵町糸原。