最終18番でティーショットを放つ松山英樹=AFP時事
米ウィスコンシン州のエリンヒルズ(パー72)で18日まで開かれた男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープン選手権で、松山英樹(25)がメジャー大会の日本勢過去最高に並ぶ2位に入った。14位から出て、8バーディー、2ボギーで猛追、最終ラウンドのベストスコア66を出し、通算12アンダーまで伸ばした。ブライアン・ハーマン(米)と並ぶ2位で、賞金105万12ドル(約1億1700万円)を獲得。この活躍で、4位だった世界ランキングは自身が持つ日本勢最高(3位)を更新する2位へ上がった。
強風に負けなかった正確なショットについて、松山は「2日目良かったフィーリングに近い感じで打てた」。穏やかな天候だった第2ラウンドで65を出したが、最終日にアンダーパーで回れたのは68選手のうち18人だけで、より価値があった。
「上位にいれば、緊張するし、アドレナリンも出る。それはメジャーでも他の試合でも一緒。そこをコントロールできるか、できないか」。終盤、前の組と間隔が空いて警告を受けたが、動ぜず16、18番でバーディーを奪った。
苦しんできたパットも平均パッ…