中京学院大中京―登別明日 完封勝利しガッツポーズする中京学院大中京の佐伯=明石トーカロ、筋野健太撮影
第62回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、朝日新聞社、毎日新聞社など後援)は28日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で準決勝2試合があった。8度目の優勝を狙う中京学院大中京(東海・岐阜)は延長の末に登別明日(あけび、北海道)を破って3年ぶりの決勝へ。茗渓学園(北関東・茨城)は篠山鳳鳴(兵庫)を破り、2回目の出場で初の決勝進出を果たした。決勝は、29日午前11時から同球場で行われる。
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今大会でいまだに失点がない中京学院大中京と、地方大会から無失策を続ける茗渓学園。「守りのチーム」同士の対戦はロースコアが予想され、先制点が試合の行方に直結しそうだ。
中京学院大中京の打線はバントなどの小技が巧みで、得点パターンが多い。いかに先頭打者を出塁させるかが鍵だ。1番内木に期待がかかる。
茗渓学園は、長打もある4番森岡の前に走者をためたい。3試合で計16盗塁の機動力も光る。中京の先発は無失点を続ける右腕佐伯が濃厚。足で揺さぶることができれば面白い。