ドコモの新機種「M」は、2画面で別々の通販サイトを検索し、比較することもできる
NTTドコモは18日、画面が二つある折りたたみ式スマートフォン「M」(ZTE製)など計13種類の新機種を発表した。2画面のスマホは、2013年の「メディアスW」以来となる。発売は来年1月以降で、価格は未定。
「M」は、5・2インチの画面が二つ並ぶ。それぞれの画面で別々にインターネット検索ができるほか、2画面を一つの大きな画面として使うこともできる。画面と画面の間を「山折り」にして置くと、向かい合った2人がそれぞれの画面で同じ動画を見られる。
発表会にはCMに出演する俳優やタレントが登場。「M」について堤真一さんは「めちゃめちゃかっこいい。2画面を操作していると、仕事ができる人に見える」。高畑充希さんは「電子書籍を見開きで読めるのは画期的」と話した。
このほか、サムスン電子の最新機種「ギャラクシーノート8」(税込み12万6360円)も今月26日に売り出す。昨年のモデル「ノート7」は海外で発火事故を起こして発売が見送られており、ノートシリーズは3年ぶりの投入となる。
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■スマホで車を貸し借りするサービスも
NTTドコモは同日、スマートフォンで個人の車を貸し借りできるサービスを12月7日に始めると発表した。スマホアプリで所有者が車種や受け渡し場所を登録し、利用者は車の場所を検索して使う。利用料は決められた上限の範囲内で持ち主が決める。決済もスマホでできる。利用者は自動車保険料を払う必要がある。
持ち主の登録は11月8日に始める。レンタカー大手やオリックスのカーシェアリングも同じアプリで使える。