米原子力空母のロナルド・レーガン、セオドア・ルーズベルト、ニミッツの計3隻などと韓国海軍は、早ければ10日から日本海で合同軍事演習を始める。韓国軍関係者が明らかにした。強大な軍事力を誇示し、北朝鮮の武力挑発を抑え込む狙いとみられる。
一方、米海軍第7艦隊は9日、ホームページで「11日から14日まで西太平洋で空母3隻が参加した演習を行う」と発表した。米軍関係者によると、米海軍は自衛隊側にも共同訓練を呼びかけているという。韓国国防省報道官は9日の記者会見で「現在、韓米合同演習の協議中だ」と述べ、具体的な日程への言及は避けた。
米空母3隻による西太平洋での演習は2007年にグアム沖で実施されて以来、ほぼ10年ぶり。3隻が朝鮮半島近海に接近するのは、1976年に、南北間の非武装地帯で監視の邪魔になるポプラの木の剪定(せんてい)作業に携わった米軍将校2人が、北朝鮮軍兵士に殺害されたポプラ事件以来。米韓関係筋は「戦争が近づいていると解釈しないで欲しい」と語った。
米韓首脳は7日の首脳会談で、…