米電気自動車(EV)大手テスラの中国公式サイトで24日、メイド・イン・チャイナの「モデルY」の予約がスタートした。予約価格は48万8千元から53万5千元で、2021年にも製造がスタートするという。中国新聞網が伝えた。
しかしテスラが公式サイトで明らかにしたところでは、現在の予約価格はあくまで予定価格であり、実際の価格は最終的に発表された価格に従う。またメイド・イン・チャイナのモデルYは2タイプを売り出す予定で、航続距離の長いタイプとパフォーマンス高性能タイプがある。20年に中国が発表した新エネルギー車への補助金政策に基づくと、現在の予約価格では補助金を受けることができない。
今年1月、テスラは上海のギガファクトリーでメイド・イン・チャイナのモデルYプロジェクトを始動すると発表し、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がその場で、「モデルYはテスラが打ち出す、消費者の手の届く電気SUV(スポーツ用多目的車)であり、モデル3のような大衆向けの乗用車だ。この2つの分野はいずれもテスラが重要視する自動車消費市場だ」と述べている。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年8月26日