日本維新の会前代表の橋下徹氏は9日のインターネットテレビ局の番組で、維新の代表選にからんでツイッターで対立した丸山穂高衆院議員(大阪19区)と和解したことを明らかにした。丸山氏は離党を表明したが、離党届は受理されておらず、松井一郎代表(大阪府知事)は10日、党への復帰は「本人次第」と記者団に述べた。
2人の対立は維新が議席を減らした衆院選直後に起きた。丸山氏が10月24日に「維新は総括と代表選が必要。若造に言われんでも代表は言うだけの人ちゃうし、ちゃんとやりまっせですね、失礼をば」などとツイートしたところ、橋下氏が「代表選を求めるにも言い方があるやろ。ボケ!」と激しく反発。丸山氏は31日に離党を表明した。
橋下氏は番組で「お互いに言い過ぎた所があるということでお互いに謝りながら、僕は僕の思いを言いました。向こうも『ちょっと言いすぎた所があります』と言ってきたんで、こっちも『言い過ぎたところがあったね』と」と語った。橋下氏によると、丸山氏から電話があったという。