金賞を受賞した都留文科大=25日、東京都豊島区の東京芸術劇場、柴田悠貴撮影
第70回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の大学職場一般部門が25日、東京都豊島区の東京芸術劇場で始まった。この日は大学ユース合唱の部(8人以上、28歳以下)と室内合唱の部(6~24人)に全国9支部の代表計21団体が出場。大学ユースでは都留文科大(山梨)、室内ではソレイユ(佐賀)が金賞を受け最優秀の文部科学大臣賞に選ばれた。ソレイユは5年連続の文科大臣賞の受賞となった。26日には同声合唱、混声合唱の両部がある。
表彰式では第28回朝日作曲賞(合唱組曲)の表彰も行われ、「混声合唱とピアノのための組曲『草の上』~測量船より~」を作曲したさいたま市の首藤健太郎さん(32)に賞金100万円の目録が贈呈された。
ほかの1日目の結果は次の通り(特別賞を除き、各賞内の並びは出演順)。
【大学ユース】金賞 名古屋大コール・グランツェ=豊島区長賞、関西学院グリー(兵庫)=日本放送協会賞、九大混声(福岡)▽銀賞 東京工大コール・クライネス、ジュニア&ユースコーラス“Raw-Ore”(宮城)、Chor OBANDES(埼玉)▽銅賞 同志社グリー(京都)、山口大混声、愛媛大、北海道大
【室内】金賞 マルベリー・チェンバークワイア(神奈川)=豊島区長賞、鈴優会(東京)=日本放送協会賞、L’Aube des Temps(福島)▽銀賞 まい(長野)、Chor Doma(福岡)、アンサンブルVine(京都)▽銅賞 “零”(広島)、ウィスティリア アンサンブル(北海道)、Serenitatis Ensemble(徳島)