税関総署は7日、今年1-11月のデータを公表した。それによると、中国の輸出入額は29兆400億元(1元は約15.9円)に上り、前年同期比1.8%増加し、輸出入は6ヶ月連続でプラス成長を達成した。11月の輸出入額は3兆900億元で同7.8%増加し、うち輸出は1兆8千億元で同14.9%増加、輸入は1兆2900億元で同0.8%減少した。
税関のまとめた統計をみると、輸出では、ノートパソコン、家電製品などの「おうち経済」関連商品の輸出額が増加し、ノートPCは同18.4%増加、家電は同22.2%増加した。中国国内の経済活動の再開により輸出の受注が増加した。輸入をみると、中国経済の持続的で安定した回復が、輸入額の回復・増加を支えた。1-11月には、中国の電気機械製品の輸入額が同4.5%増加したほか、コモディティにも増加傾向がみられ、原油の輸入量は同9.5%、鉄鉱石は同10.9%、ボーキサイトは同13.4%、それぞれ増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年12月8日