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平野「イエーイみたいなのしない」 4年前に見た素顔

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-2-14 12:50:29  点击:  切换到繁體中文

 

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ソチ五輪後に、インタビューに応じる平野歩夢選手


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(14日、平昌五輪・スノーボード男子ハーフパイプ)


スノーボード男子ハーフパイプの結果


平野歩夢が2大会連続の銀 Sホワイトが金 スノボHP


平野歩夢の選手紹介ページ


五輪2大会連続で銀メダルを獲得した平野歩夢は15歳で出た前回のソチ大会で「冬季五輪の日本選手史上最年少でのメダリスト」になった。当時、ソチから帰国して約1週間後、インタビューをさせてもらった。15歳ということもあり、最初の質問は決めていた。


ソチ帰国、最初の質問は


「実家のご飯、どうだった?」。帰国直後の成田空港で「早く日本に帰りたかった。うちのご飯が食べたい」と言っていたからだ。


「おいしかった。いつもに帰ってきた感じですね」。15歳らしい無邪気な笑顔を見せたのは、このときだけだった。


2位が決まった時の感想を聞いた。「心の中ではすごいうれしかったんですけど、体に全然現せなくて。『イエーイ』みたいなのしないタイプなんで」


クールな表情に時々まざるのは、照れ笑いか、苦笑い。声はか細かった。「もう少し頑張っていたら、金(メダル)にいけたのかな」。「うーん、銀をとったから、金もとりたいという気持ちも、まだちょっと残っている」。どう喜んでいいのか、分からない――。質問に答える平野は、そんな感じだった。


一つ、即答した質問がある。世界一とは、と尋ねたときだった。「五輪で優勝したから世界一、じゃないと思う。Xゲームズとかの方がレベルが高いというのもある」


銀メダル「大きいっすね」


小学4年生で用具メーカー「バートン」とスポンサー契約を結び、国内外の大会に参戦。中学生ながら、五輪メダリストになる前から世界に認められていた。平野は、五輪を軽視するわけではないが、特別視もしていなかったのだろう。


ソチでの競技中の感想も、淡々と語った。「すごく楽しかった。(他の選手は)がちがちで本気で気合を入れているなぁって、熱気を感じた」


インタビューの終盤、平野がつぶやいた。「今、思えば相当な価値があったんだなって」。そして、銀メダルを持ち、「大きいっすね。結構、思っていたよりも。オリンピックだなって感じ」と言った。「ちょっと悔しいから、次もがんばりたい」


五輪メダルの色は前回と変わらなかった。19歳になり、大人びた平野はどう思うのだろうか。帰国したら聞いてみたい。(小俣勇貴)




 

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