(21日、平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜き) 19日の平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜き1回戦後、半周ごとのラップタイムをグラフに落とし込んだ資料を見て、チームは一つの「粗」に気付いた。 折れ線グラフに1カ所だけ谷があった。タイムの落ちは一目瞭然だった。指し示した箇所は「14秒59」の4・5周目。高木菜那(日本電産サンキョー)から高木美帆(日体大助手)に先頭交代する時だった。疲れがピークの最終6周目より、0秒13遅かった。 理由はすぐに分かった。そこが課題だったからだ。高木菜と佐藤綾乃(高崎健康福祉大)はいつも言っていた。「先頭交代でスピードを落とさず、次につなげられるかが大事になる」 日本は隊列をそろえ、空気抵抗を最小限にする技術では他チームをしのぐ。速度の増減が最も足にダメージが残るため、一定のラップを刻むことも心掛けてきた。ただそれもスムーズな先頭交代があってこそだ。 だが、終盤の疲れや自分の責任は果たせたという緩みから、交代時にスピードが落ちることが多かった。実際に昨年11月のワールドカップ第1戦で佐藤は「交代時にスピードが落ちてしまった感覚があった」。佐藤から高木菜、高木菜から高木美に交代する周回で、ラップは落ちていた。 リスクを少なくするため先頭交代を1回減らして3回に。先頭交代前の直線でスピードを上げる意識を共有した。 準決勝のカナダ戦は佐藤に代わり菊池彩花(富士急)が出場したが、3人が絶妙の滑り。先頭交代時もスピードが落ちず、前後にピタリと体を詰めたまま隊列を崩さなかった。 高木美は「かけてきた時間は他のどの国より多いし、質も高いものができている」。個々の力は劣るが組織力で勝つ。最後まで細部にこだわり抜き、頂点に立った。(榊原一生) |
隊列ピタリ、一丸の滑り 金メダルの女子団体追い抜き
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