アメリカのメーカー「ボスホス」の「GANGSTA」
これがバイクか――。25日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている東京モーターサイクルショーの会場の一角に、巨大なバイクが展示され、来場者を驚かせている。
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黒い巨体の正体は、アメリカのバイクメーカー「ボスホス」が作っている「GANGSTA」。全長は3.5メートル、幅は1.45メートルあり、車重は680キロ。
輸入、販売するボスホスサイクルジャパンの影山典之代表によると、エンジンは米シボレーのコルベットと同じエンジンを積んでいるといい、V8気筒の6200cc。ノーマルで445馬力ある。前後のタイヤはそれぞれ16インチ、17インチ。ハンドルの前には計1000ワットの四つのスピーカーが並ぶ。日本国内では400台ほどが走っているという。
タイヤが三つあり、サイドカーを付けたバイクと同じ「側車付二輪」に分類される。ただ、乗るにはAT限定の普通車免許があれば大丈夫とのこと。ヘルメット着用の義務はないが、安全のためにも着用をすすめている。また、このいでたちなので、どこにいっても目立つこと間違いなし。信号待ちの際などに集まる視線を素顔で乗り切るにはかなりの精神力が必要で、その点でもヘルメット着用をすすめているという。