後半、GKをかわしゴールを決めるセ大阪の高木⑬=内田光撮影
(14日、セ大阪1―0FC東京)
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FC東京の連勝は4で止まった。中2日での試合が続いたため、5得点のエースFWディエゴオリベイラを温存し、後半に投入した。しかし、勝負をかけた後半、相手ロングボールのこぼれ球をGK林彰洋とDF張賢秀がお見合いして失点を許し、敗戦。「受け入れがたいが負けは負け。やらなくていい失点を減らさないといけない」と長谷川健太監督は顔をしかめた。
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●張賢秀(東) 失点につながるクリアミス。「シンプルに自分が外に出していれば、何の問題もなかった。100%自分の責任。申し訳ない」
隙ないセ大阪、公式戦5連勝
今のセ大阪はわずかな隙を逃さない。公式戦5戦連続の1点差勝利。きっちり勝ちきる強さがある。
後半29分、競り合いのボールが敵陣ゴール前へ転がった。相手守備選手とGKが一瞬、ボールを見合った。そこに走り込んでいた高木が逃さずボールを奪い、無人のゴールに流し込んだ。「ロングボールを多用していたので、こぼれ球は狙っていた」と高木はしてやったり。守備陣も公式戦11試合ぶり、リーグ戦では今季初の完封で試合を締めた。センターバックの木本は「無失点は意識して、集中して(試合に)入った」と誇った。
リーグ戦4連勝。「高い集中力と忍耐力を持ってやってくれた」と尹晶煥監督。したたかに、勝ち点3を手にした。
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○尹晶煥監督(セ) リーグ戦は今季初の無失点。「高い集中力と忍耐力を持ってやってくれた」
○山口蛍(セ) 日本代表の西野新監督が視察。「別にそこを意識しているわけではない。あんまり、考えていないです」
○杉本(セ) 「まだまだ。いいパフォーマンスを見せないと(メンバーに)入っていけない。ゴールを取らないと」