(14日、仙台0―0川崎)
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前年王者の川崎は自慢の攻撃陣がぴりっとせず、引き分けた。前半に2度、家長のシュートがゴールポストに嫌われた以外は見せ場をつくれず、決定機の数は仙台を下回った。1カ月近く白星に見放され、中村は「攻撃が研究されているのは感じるけど、それを打破しないといけない」。我慢の時間が続く。
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△鬼木監督(川) 「前半は相手のプレッシャーを受けて、大きなボールに逃げてしまった。体力を失ってしまい、自分たちらしさを出せなかった」
△車屋(川) 「簡単にボールを蹴ってしまい、知念のパワープレーに頼りすぎた。全員がもっと強いメンタルを持たなければいけない」
仙台、激しいプレス
仙台は豊富な運動量と高い集中力で、みごとに川崎の攻撃を封じた。前線からの激しいプレスに加え、相手の守備的MFにも厳しいマークを続け、効果的なパス回しを許さなかった。渡辺監督は誇らしげに言った。「去年までだったら引き分けることも出来なかったかもしれない。間違いなく成長を示せた」