福田淳一財務事務次官から辞職の申し出があったことを報道陣に伝える麻生太郎財務相=2018年4月18日午後6時21分、東京・霞が関の財務省、藤原伸雄撮影
◇福田事務次官のセクハラ疑惑や財務省の対応についての発言・声明
財務次官、セクハラ否定「あんなひどい会話、記憶ない」
セクハラ疑惑の福田財務次官が辞任へ 麻生財務相が発表
・野田聖子総務相 「セクハラの被害者は家族にも相談できないのが現実。加害者側の関係者に話をしにいくのは普通ではできない」(17日)
・上川陽子法相 「(財務省の調査は)被害者の意向を踏まえるなどの特段の配慮が必要であると考えている(18日)」
・橋本聖子自民党参院議員会長 「財務省の対応は国民の感覚とはずれている。襟をただしてほしい」(17日)
・二階俊博自民党幹事長 「財務省が弁解に終始しないといけないことを大いに反省してもらいたい」(17日)
・志位和夫共産党委員長 「事実とすれば言語道断で、今の職と両立しない。ただちに罷免(ひ・めん)すべき問題だ」(12日)
・小池百合子東京都知事 「(財務省が女性記者側に)『名乗り出よ』と言うことには非常に違和感を感じる」(18日)
・林文子横浜市長 「当事者が不快に思えばセクハラ。大きな苦痛を伴っている」(18日)
・新聞労連 「財務省の対応は、セクハラが人権侵害だとの認識が欠如している。多くの女性記者は、声をあげられずに我慢を強いられてきた」(18日)
・財務省記者クラブ「財政研究会」 「被害女性が名乗り出ることは大きな心理的負担となり、本人に不利益が生じる二次被害につながる」(18日)